よくサスティナブルという言葉を耳によくします。
個人的には、”サスティナブル”ってなんか耳心地がいい音です。
どんな意味なのでしょう?
サスティナブルとは、「持続可能な」という意味です。
世界で取り組んでいこうとしている“SDGs”でこの言葉を耳にしているようです。
SDGsとは
Sustainable・・持続可能な
Development・・開発
Goals・・・目標
国連サミットで2030年までに貧困をなくすなど全世界が取り組む17の目標が掲げられています。
その目標がSDGsのことです。
サスティナブル、インバウンド、ワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティなどカタカナ語をニュースでもよく耳にします。
ひと昔前の”コンプライアンス!”この頃からカタカナ語が増えたような気がするのは気のせいでしょうか。
経済用語にサスティナブル成長率という言葉が!
持続可能な成長率なのでしょうか?
意味は、1株当たりの純利益の成長率を予測するときに用いる、
配当の支払いなど流出部分を除くと企業の収益性をベースに今後の成長率を予測する経済指標のようです。
(計算式)サスティナブル成長率(%)=ROE × 1-配当性向
余計わからなくなります。
経済用語は難しくてわかりにくいです。
ざっくり理解できるよう説明していきたいと思います。
気になる会社の状況をチェックするのに用語を知っておけば鬼に金棒です。
実は”サスティナブル成長率”より”ROE”、”配当性向”は、株購入の参考にできる指標ですので知っておいて損はないです。
再度、サスティナブル成長率とは?
サスティナブル成長率(%)=ROE × 1-配当性向
下記の図をご覧ください。純利益は毎期の利益です。純利益が純資産へ毎期積立てられていきます。
ROEとは自己資本利益率のことで純利益÷純資産(自己資本)×100で、純資産に占める当期の利益の割合です。ROEが高いと成長性があるということです。
配当性向とは、1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益です。
1年間で儲けた利益からどれだけ配当金を株主に還元しているのか知ることができます。
ちなみに内部留保とは、利益から税金を引いた額が毎年積み立てされる純資産(自己資本)のことです。
株主に配当を払い、残っている利益が積み立てられて純資産(自己資本)になるということになります。
当期純利益÷純資産×(1-1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益)
まとめ
意味は、1株当たりの純利益の成長率を予測するときに用いる、
配当の支払いなど流出部分を除くと企業の収益性をベースに今後の成長率を予測する経済指標のようです。
最初の説明文ですが、それぞれの言葉がわかれば少しは読みやすくなったでしょうか。
難しいですが、企業が外部からの借入などに頼ることなく、
内部留保だけで事業に再投資できる今後の成長率を予測した指標です。
そう、持続可能な成長率なんです。
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