付加年金(付加保険料)について

保 険

こちらは国民年金の2年前納にするとどれくらい割引があるかの参考です。国民年金は割引制度があるので、計画的に納付できる方はこういう制度を使ってみてもいいかと思います。

2年前納 口座振替       382,550円 割引 15,850円

     クレジット     383,810円 割引 14,590円

  口座振替で付加年金も加入 391,770円 割引 16,230円

さて、国民年金を納める時に見かける付加年金(付加保険料)のお得情報です。

付加年金とは国民年金に少しプラスして年金を納付するシステムです!

それが、どれだけ得になるのでしょうか??

まずは、

付加年金とは

国民年金に毎月400円をプラスして納付します。

毎月400円が年金受給時にどう影響されるのかが知りたいところです。

受給は、毎月200円×納付月額が受給されることになります。

例えば・・・。

例えば40歳から60歳までの20年間、付加年金に加入します。

月400円×12ケ月×20年=96,000円

納付月額=240ケ月

この額が、国民年金より多く納付することとなります。

そして毎月200円に納付月額をかけた額が受給されるということです。

200円×240ケ月=年額48,000円が受給されます。

納付合計が96,000円で

年間受給が48,000円ということは?

2年の受給で96,000円の納付額と同額となります!!

これは、2年以上受給されれば元がとれるということです。

平均寿命で考える

65歳から女性の平均寿命88歳までの23年間受給される。

月200円×12ケ月×20年×23年=1,104,000円受給されるのです!

96,000円の納付と考えれば11倍以上となります。

そしてもし、繰下げ支給を考えたらどうなるのでしょう?

繰下げ支給とは65歳の受給を後伸ばしにする制度です。

現在、繰り下げると1ケ月0.7%となります。

1年繰り下げると

0.7%×12ケ月=8.4%

5年とすると

8.4%×6年=42%

となります。

65歳の受給を70歳の受給に変更すると

65歳に受給すべき年金の142%を、70歳から受給されることとなります。

これは、国民年金と同じように付加年金にも適用されるので、

年額

200×12ケ月×20年=48,000円

70歳からの受給となると

48,000×1.42=68,160円

年額68,160円の受給となります。

70歳から女性の平均寿命88歳までの18年間受給

68,160円×18年間=1,226,880円

65歳から受給  1,104,000円

と比べると122,800円受給額が多くなります。

結論は、受給年数が減っても合計受給額は増えるということです。

平均寿命の計算となりますので、個々の将来的なことは分かりませんが、

平均的に考えれば繰下げ支給した方が受給額がお得になります。

そこで、70歳の受給までにご自身が年金がなくても生活できるような

人生設計が大切になってくるとおもいます。

これまた、将来どういう制度になるかは分かりませんが、今現在で受給額のことだけ考えれば繰下げ支給した方がお得です。

さてデメリットは、受給が2年までであれば損をすること、国民年金基金とは併用できないことと、

国民年金第1号被保険者のみの制度なので全員に当てはまることではないということっです。

もし、国民年金から厚生年金になったとしても、かけてみえた400円はそのまま年金額の計算に反映されるので2年さえ受給されれば損することない制度です。

国民年金を納付されている方は、付加年金を考えてみてはいかがでしょうか。

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