外貨建終身保険を勧められた私の考察

保 険

今、円をもっていても不安なので外貨を持った方がいいというのは

リスク分散のためにも必要なことです!

その、外貨をどのように運用したらよいのか?

色々な方法があります。

・外貨預金

・外貨の商品(ETF、投資信託、FX)

・外貨建の保険(終身保険、養老保険)等々

先日、外貨建終身保険を勧められました。

FPとして、

外貨建終身保険は有りなのか、無しなのか考察しました。

人それぞれ環境や状況が(年齢、収入、家族構成、扶養の数など)違います。

投資などをすること自体、向き、不向きもありますし、

保険の加入にあたっては色んな要因があるとは思います。

私は、加入しないことに決めました。

その理由を解説したいと思います。

みなさん生活や考え方がそれぞれ違うので、

もちろん外貨終身保険が今後のために必要だと思われる方もみえると思います。

決して入らない方がいい!と言っているのではなく、

私自身は入らなくてもいいという結果に至った話しをしたいと思います。

実際、保険は、

もし死亡したら?

もし介護状態になったら?

もし病気になったら?

を備えるために入ることが前提なのです。

人によって不安度は違います。

病気の不安より老後に不安を感じる方もみえるでしょうし、

全く気にもとめない方だってみえると思います。

投資と同じです。

色んな人の意見を聞いて、色んな方法の中から、

自分に合った、自分なりの答えを出して

もらえばいいのかと思います。

今は、保険も投資もネットで見れば内容が確認できます。

選択自由です。

選択自由だからこそ、

何に入ればいいのか分からなくなるとは思いますが、

保険屋さんの言う通りではなく、

是非一度、

話しを聞いてから、すぐに契約せずに、

じっくり考えて契約してください。

別に投資みたいに日々の価格変動はないのですから・・・。

オーストラリアドルの外貨終身保険

確かに外貨を保有することは賛成です。

外貨終身保険は、米ドルと豪ドルの2タイプでした。

そもそも、私は数年前に別の保険会社の米ドル保険は加入していたので

豪ドルに興味がありました。

しかし、

オーストラリア情勢が、将来、正直分かりません。

一時期、中国へオーストラリアの資源を輸出しているので、

中国の経済が悪化すると、オーストラリアの経済も連動するとのことでした。

そして、今、

中国はオーストラリアへ関税を上乗せしており、関係が冷え込んでいます。

オーストラリアは、今後どう舵とりするのかが注目です。

さて、

オーストラリア国債の金利は1.655%、

日本国債の0.075%に比べると利回りがいいです。

国債の金利があがると銀行金利があがるということなので、

豪ドルを預けていれば

円より利率がいいということは確かです。

また、

オーストラリアは人口が増えてきています。

大前提として人口多いと生産力があがります。

原産国であるオーストラリアは、

自国でモノの生産をした方がいいというシフトになってきています。

人口が増えると自国だけで賄っていける体制が出来上がるかも知れません。

そうなると、

この先、中国へ輸出すること自体なくなるかも知れませんね。

個人的にですが、

豪ドルはこの先有望なのではないか?

と思っています。

外れたらすみません。

さて、そこに終身保険です。

死亡保険については別のブログがありますので

こちらをご覧ください。

外貨建(豪ドル)終身保険の保険内容

・毎月3万円弱の積立

・最低積立利率1.5%で運用

・基本保険金額は、1000万円

・実際の払込み総額850万円

・保険期間20年の払い込み

のち、据え置き。

終身なので死亡すると死亡保険1000万円受取

死亡ではない場合は、

高度障害保険になれば保険金額を1000万円受取

実際、

解約返戻金が積立額を超えるのは経過年数35年

・特定疾病保険料払込免除特約を付加

特定疾病になると

1年目でも500万程度~解約返戻金がある。

積立利率は最低1.5%なので、もしかしたら上がる可能性がある。

現在は積立利率1.75%

独身なので、

もし介護状態になったらどうするのですか?

と言われました。

よくある、不安要素を見つけ出して保険を勧めるパターンだと思います。

独身だったら自分自身が寝たきりになるとか、、

まあ、仕事ができない状態になったら・・という想定です。

もし、専業主婦であれば、

ご主人さんにもしものことがあったら?

って感じでご主人の死亡保険を勧めるのではないでしょうか?

もし、20代の独身には、

これから年金ももらえないし、老後心配ではないですか?

っていうことで変額年金なんかを勧めるのではないでしょうか?

アンチ保険屋ではないです。

実際、必要以上に不安を煽っているのではなく、

将来のもしもに備えるのは、大切なことです。

でも、

私が言いたいのは、

鵜呑みにせずに、すぐに契約せず、

冷静に考えてから契約してほしいと思うからです。

もし、

契約してから解約しようと思っても、

数年、解約返戻金はゼロに等しいからです。

それでも、継続に意味がないなら解約した方が得策でしょう。

さて、私の場合は、

特定疾病保険料払込免除特約を付加すると

途中、特定疾病になると1年目でも500万円程度~解約返戻金がある。

この解約返戻金は年々上がっていきます。

特約が私に合った保険です。

もし、この数年で寝たきりになるのであれば、とても有効な保険です。

人生、何があるかわかりません。

この特定疾病は、脳卒中、ガン、急性心筋梗塞などです。

特定疾病の返戻金は、契約17年目で保険積立額を下回ります。

要するに契約17年目までに特定疾病になることがあれば

保険に入って良かったと思う商品です。

ただ、

40歳以上の特定疾病は、

介護保険の第2号被保険者に該当するので、

医療費の高額医療と同じで、介護にも高額になれば、国が補填してくれます。

   

さて、

死亡しても誰も金銭的に困らない私に死亡保険をつけたところで意味もなく、

掛けた積立は20年間も積み立てて積立利率は1.5%

35年経たないと解約しても元本以上にならない。

要の特定疾病も17年経てば積立金を下回る・・。

結論、“加入する必要ない”に至りました。

積立利率1.5%は高い?!

普通預金の利率が0.001%だから、保険会社の積立利率は最低でも1.5%なので、

比べたらとても高いです。

でも、積立利率は金利の利率とは異なります。

積立利率は支払った保険料の中の積立て部分に適用される利率のことです。

(支払った保険料には、保険会社の利益、責任準備金が含まれています。)

  

もし、

投資信託やETF、iDeCoやNISAなど手を出さないという方なら、

保険に入るのは有効だと思います。

勝手に運用してくれるので・・。

忙しい方なら、保険に入るのも一つの運用方法だと思います。

もしくは、

色んな投資商品を運用してて、

リスク分散のために保険も利用するのも

いいと思います。

投資に興味がある人は、

投資で運用してみれば1.5%を超える可能性は秘めていると思います。

積立利率1.5%を高いとみるか低いとみるかは人それぞれですが、

個人的には、保険を35年も置いて積立利率1.5%は低いと感じました。

(変動なので高くなる可能性もあります。)

特定疾病の保障が大きいので、元本割れ前提の商品ということです。

まとめ

誰だって、全く病気にならないことはありません。

ほとんど、確率の問題です。

まあ、そのための保険なのですが、、。

そうなると、

病気にならないために何が必要か!ってトコロにいきつきます。

そう、健康の状態であること!

適度な運動とバランスのいい食事です。

そこに尽きるのです。

本題から話しは逸れましたが、、、

でも健康が一番大事なことです。

   

高橋ダンさんを見習って

納豆、毎日食べるようにしています!

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