独断で近所スーパー大手を勝手に比較しちゃいました。
①イオン(株価コード8267 東証)
【連結】イオンリテール,イオンモール,イオンフィナンシャルサービス
②バローホールディングス (株価コード9956)
食品スーパー、ドラッグ、ホームセンター(HC)が主力。スポーツクラブも展開
【連結】バロー,アレンザHD,中部薬品
③パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (7532)
総合ディスカウント店ドン・キホーテを展開。子会社に長崎屋、ユニー。ASEAN出店加速
【連結】ドン・キホーテ,ユニー,長崎屋,日本アセットマーケティング
各々、連結している会社もあるのでスーパー単体ではありませんが、
売上はイオン(前年度もイオン)が圧倒的です。
当期利益はバロー(前年度はユニドンキ)がいいですね。
1株あたりの利益も配当もバロー(前年度もバロー)がいいのも特徴の一つです。
スーパーのジャンルだけではないので業界一絞りにはできませんが、面白い図になりました。
各指標の説明は以前、百貨店を3社比べた時に説明が載せてありますのでこちらもご覧ください。
イオン株主優待の情報
①優待カード(オーナーズカード)
※新規株主に対して案内書を送付し、カードが発行されます。
※半期100万円を限度とする買物金額に対し、保有株数に応じた割合で返金されます。
買い物時に提示し、半期すぎるといくら返金か明細が送られてきて、近くのイオンで
換金することができます。
3%★100株以上
4%★500株以上
5%★1,000株以上
7%★3,000株以上
100株保有していて、月3万円イオンで購入していれば、
月3万円×12ケ月=36万円
36万円×3%=10,800円返金されます。
基本、WAON POINTカードだと200円で1ポイントなので.0.5%還元率です。
36万円×0.5%=1,800円ポイント付与
合計3.5%戻ってきます。
②自社ギフトカード
※3年以上継続保有した株主のみに贈呈されるので長期保有した方がいいですね。
2,000円相当★1,000株以上
4,000円相当★2,000株以上
6,000円相当★3,000株以上
10,000円相当★5,000株以上
③ラウンジがつかえる!
イオンで買い物中、少し休憩したいとき、時間制限はありますが、オーナーズカードを
提示すればラウンジで飲み物やお菓子を食べることができます!
ラウンジの有無はイオンによりますが、比較的大きなイオンだと2階の端っこにありますよ。
あとは、映画館が割引で映画館1000円になるなどお得なことがあります。
私自身、一番お得になったことは、イオンの旅行会社(イオンコンパス)でオーナーズカードを提示したら基本旅行代金の3%割引になりました。イオンコンパスは会計時に割り引いてもらえます。しかも2親等内の家族が対象になるので家族旅行だとホントお得です。
イオングループの財務状況
イオンの連結子会社にあたりますが、それぞれの店舗でも上場しています。
地方のイオンでは、総資産はイオン九州、僅差ではありますが、売上はマックスバリュ東海、当期利益はイオン北海道という興味深い財務状況です。
当期利益率をみてもイオン北海道が利益幅が高いので、効率が良く稼いでいることになります。
1株当たり当期利益はマックスバリュ東海が多いので、投資家への還元である配当金も高くなっている要因かもしれませんね。
イオン全体では、当期はマイナスになっていましたが、下記の主力は食料品を中心とした小売であるためコロナ禍でも関係なく利益が計上できたこともこの表からうかがえます。
下記は金融と不動産です。
イオン銀行、イオンクレジットサービスなどがイオンフィナンシャルサービス
ショッピングモールの運営や開発、不動産売買、賃貸、仲介などがイオンモールです。
イオンモールはコロナ禍の打撃を受けていることがわかります。
さいごに・・。
イオンとは、ラテン語で【永遠】という意味。
基本理念は、お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献するです。
イオン系店舗はいまや2万店舗近くあるようです。
身近にあるイオンの経営状態、経営成績はいかがでしたでしょうか。
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