iDeCo(イデコ)のデメリット
iDeCo(イデコ)のデメリットって何だった?
①年金なので60歳以降でないと基本受給できません。
投資信託等ですので売却したいタイミングを逸してしまう可能性があります。
②投資商品の元本は保証されません。
ちなみに定期預金を取り扱っている証券会社もあります。
③手数料がかかります。加入時と運用費用などです。
証券会社によっても違います。
④主婦・主夫の方は、毎年の所得控除(小規模掛金共済等控除)の税金面でメリットはありません。
iDeCo(イデコ)は、公的年金では心もとない老後資金を、自己責任で年金を運用しようと始まった制度です。
iDeCo(イデコ)の詳細説明は以下のブログからご確認ください。
iDeCo(イデコ)のデメリットを考察
まず、
②投資商品の元本は保証されません。
そもそも金融商品を売買する場合も元本が保証されませんので通常の投資信託しているのと同じです。
現金を預けている方がインフレ危機などを考えると今日リスクですのでこれに関しては、大したデメリットではないです。
③手数料がかかります。加入時と運用費用などです。
証券会社へ売買しても同じように手数料もかかってきます。
ただ、国民年金基金連合会が運用しているので手数料は別途かかります。
・初回の加入移管時手数料2,829円
・毎月の掛金納付手数料105円
・掛金の還付手数料1,048円(国民年金が未納により拠出できないため返金される場合。)
毎月、缶コーヒーくらいの手数料は余分にかかっているくらいです。
④主婦・主夫の方は、毎年の所得控除(小規模掛金共済等控除)の税金面でメリットはありません。
特に女性は子育て介護などにより、残念ながら・・・いまだ将来の生活スタイルがハッキリ見通せない方も多いのでしょうか。
扶養から外れるくらい働いている時期もあれば、専業主婦の時期、パートの時期と流動的になる可能性があります。
しかし、税金面でメリットがなくなっても単に投資信託している状態と全く同じです。
①年金なので60歳以降でないと基本受給できません。
通常の投資信託と全く違うのは①です。
通常の投資信託であれば自由に解約することができます。
ここが徹底的に違う、iDeCo(イデコ)のザ、デメリットです。
要するにデメリットは60歳まで解約できないってことだね。
さて、本当にiDeCo(イデコ)を解約することが出来ないのか?
加入後は、原則60歳以降の受給年齢まで、引き出すことができません。
しかし、5つの要件をすべて満たす場合は、60歳未満でも脱退一時金として資産を受け取ることができます。
- 国民年金の第1号被保険者のうち、国民年金保険料の全額免除又は一部免除、もしくは納付猶予を受けている方
- 確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと
- 通算拠出期間が3年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること
- 最後に企業型確定拠出年金又は個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の加入者の資格を喪失した日から2年以内であること
*加入者資格を喪失したとは、国民年金保険料の全額免除又は一部免除、もしくは納付猶予を受けている方、農業者年金の被保険者になった方等は掛金を拠出していても該当することになった月から拠出することができないため資格喪失手続きとなる。
- 企業型確定拠出年金の資格喪失時に脱退一時金を受給していないこと
5つの要件をすべて満たすとなるとなかなか、解約するのは難しいです。
どう対処すればよいか?
掛金額の変更は1年(12月分の掛金から翌年11月分の掛金の間)に1回に限り行うことができます。
拠出額は最低月5,000円で、1,000円単位で減額することができます。
加入者資格を喪失する手続きをとれば、掛金の拠出を停止することができます。
毎月の拠出が難しいと判断した場合は停止するしかないです。
加入当初は余裕で拠出できても生活環境がかわると難しいケースも多々あります。
しかし、iDeCo(イデコ)は将来の私的年金です。
将来のお金を減らす前に今、現在の無駄な支出がないか
まずは、考えてみてはいかがでしょう?
・他に解約できる定期預金など貯蓄はないか?
・携帯を格安スマホに変えていない。
もしくは、自分のプランに合っていない多い通信量でずっと使用している。
・クレジットカードの年会費が高い場合、クレジットカード年会費無料に変えてみる。
・サブスクなど毎月自動引き落としになっているようなものを
だらだら支払っていないか?
・あまり行かない習い事なのに受講料を払っていないか?
・嗜好品を購入しすぎていないか?
もちろん、趣味などお金を投資することは、人生を謳歌するのに大切なことだと思います。
しかし、自分の中で1ケ月に使う額などを決めておくことは重要です。
無駄な支出がないか、まず考えてから減額や停止をしましょう。
まとめ
【結論】
iDeCo(イデコ)のデメリットは回避できるけれど、慎重にしなければいけません。
毎月の拠出額×12ケ月×60歳までの積立年数で、概算いくらになるのか改めて計算しましょう!!
いかがですか??
やはり、この額将来のために必要ですよね。
まずは減らすことができるお金を精査してから、減額や停止を検討してくださいね。
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