FP実技試験が終わりました。

雑 記

結論から申し上げますと、まったくの自信なしです。

自信のない理由は、

間違えて答えてしまったこと、

無言もあったことと、

十分に伝えられなかったことです。

終わった後の疲労感はもちろんのこと

だいぶ落ち込んで帰ってきました。

実技試験の受験者は、

FP1級の学科試験をパスした人とCFP認定者などが

実技試験を受けることができます。

実技試験は面接試験で、

顧客とのやり取りがスムーズにできるかどうかの試験です。

要は本当にFPとして相応しいかどうかを問う最終試験となります。

学科試験を合格した年の翌々年度までに実技試験に合格すれば、

FP1級の称号が得られます。

私の場合、今年5月の試験に合格したので、

再来年3月までに合格しなければいけません。

今回は10月、

そして次回は来年2月、6月、10月、翌々年2月予定なので

あと4回チャンスがあるようでうす。

FP試験にはそもそも、

NPO法人日本ファイナンシャル・プナンナーズ協会(FP協会)と

金融財政事情研究会(きんざい)

の2つの実施機関があります。

3級、2級ともそれぞれの検定センターから受けることができるのですが、

FP協会はAFP → CFP

きんざいは、1級

へ枝分かれし、

最終的にCFP → 1級 を取得することもできます。

色々な方法で自分に合った資格の取り方ができるのです。

私は、AFP、CFPを取ることなく、2級から1級を目指しました。

理由はFP協会には年会費がかかるという金銭的な理由もあります。

最終の1級実技試験もこれまた、きんざいとFP協会に分かれています。

きんざいは、面接、年3回

FP協会は、年1回、9月に筆記試験です。

きんざいは、資産相談業務

FP協会は、資産設計提案業務

と合格証書の記載だけが違うようです。

FP協会の実技試験1回を入れると、私にはあと実質5回チャンスがあります。

最後まできんざいの実技に合格することに拘る方もいるようです。

さて、試験内容ですが、

Part1は、事業承継・相続関係

Part2は、不動産関係

それぞれ12分の面接をうけます。

私が受けた午後の試験には受験者が10人いました。

5人、5人に分かれ、

Part1 → Part2 へ

Part2 → Part1 へ 

2つの試験が終わった方から帰るようになっています。

トイレは挙手をして行くようになっており、

カンニングがないよう見張られていました。

12分の面接の前に15分問題を読んで、

メモなどを書き、頭の中を整理することができます。

試験前から、受験された方のブログやYoutubeなどを拝見していて

“圧迫試験”だと聞いていました。

アッパック試験?とは、

そんなことも知らないんですか?とか、

違います!とか

ほかに?とか

結構な言い方で精神的に追い込む試験なんです。

頭が真っ白になったとか、

無言になったとか、

経験者の方々の情報を事前に知っていました。

今まで、経験した面接では経験したこともない手強い面接だった。

ということも聞いていたのですが、

本当にそこまで?て疑問もありました。

どうも確率も圧迫面接官と、温和な面接官の場合もあるので

確率はだいたい50%というのもリサーチしていました。

とはいえ、ちょっと大げさだな~なんて

鷹をくくっていました。

私の試験は、

最初Part2だったので不動産からでした。

不動産の面接官は、最初からキツイ感じで

話をかぶせるような感じで話されていて、

緊張のうえ、話していることと聞くことが、

交差して内容が聞き取れないときもありました。

私は元から耳が少し聞き取りにくいうえ、

しかもマスクをしていて余計聞き取れなかったです。

そういうときは、

もう一度お願いできますか?

と伝えた方がいいということだったので、

2回ほど聞いた覚えがあります。

分からないようなときには回答へ導いて話しをしてくれるところもあり

なんとか答えられるところもあったのですが、手ごたえはありませんでした。

比較的、Part1の事業承継の方が自信あったので

先ほどの試験官は圧迫だったから

今度は確率的に温和な方で答えることができるかも!て考え少し落ち着いていました。

ところが、問題用紙を渡されて、ガッカリ。

まさかの今まで問題集になかったパターンでした。

事業承継なので、

子どもに会社を承継されるパターンが多く、そのためにどうするか?

を答えます。

レアな場合でも孫や、あと娘の配偶者といった感じで親族へ

事業を承継しているパターンでした。

それが、

今回、会社の従業員(他人)が事業を承継することになっていました。

確かに今、そういうのも増えてきているかもしれませんね。

え??どうすれば、いいの?

覚えた事業承継税制(非上場会社の相続税、贈与税の納税猶予または免除する制度)が

そもそも使えるのかどうかがわからなかったのです。

事業承継税制の内容は何回も声に出して覚えたのに・・。

要件である基本の基本が、、、。

親族でない限り、相続や贈与で株って渡す??

頭の中は混乱してしまいました。

答えはこの事業承継税制を使えるみたいです。

私は、わからなくて違う承継方法などをいくつか話し、

そのことには触れなかったのですが、

その話を出さなかったので、

事業承継税制は?と聞かれました。

しかも、先ほどの不動産の面接官以上に、言葉にトゲがあり、鉛筆なんか回して

少しイライラしている感じを醸し出していました。

面接官は2人いて、1人は質問者、1人は採点者です。

採点者の方までが、足をブラブラさせて2人がつまらないアピールです。

頭が混乱しているうえに、その態度、

心が折れそうでした。

ってか折れていました。

そんなことで疲れて帰ってきました。

今月末に結果発表ですが、

不合格なら今度は心折れずに回答したいと試験翌日にやっと決心した次第です!


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